旅行商品企画に挑戦 今治北高で「楽天IT学校」
高校生を対象としたインターネット通販大手楽天の出前授業「楽天IT学校」が27日、愛媛県今治市宮下町2丁目の今治北高校で始まった。3年連続の参加で、今回は「トラベル部門」に挑戦。ホテル八千代(松山市)の協力で魅力的な旅行商品の企画・販売に取り組む。
全8回の予定で、情報ビジネス科2年生39人が受講。6チームに分かれて宿泊プランを練り、10月から旅行予約サイト「楽天トラベル」のホテル八千代のページで販売する。売り上げトップのチームが、来年1月の全国大会に出場する。
初回の27日は、ネット通販のビジネスモデルを学び、楽天トラベル事業部の紀本杏奈さんは「何を売るかよりどう売るかが大切」と助言。商品価値の伝え方を学ぶため「高級ハンガー」を題材にしたグループワークもあり、生徒は「しわになりにくいのでクリーニングの頻度が減る」など商品を利用することで客が得られる利点を考えた。